前回はKindleオーナーライブラリーの出版側のメリットについてのお話でした。今回は、Amazonが読者に張り巡らせている甘い罠のお話です。
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目次
1.続編が欲しくなる
「100円のコーラを1000円で売る方法 (中経出版)」という本はご存知でしょうか。話題になっていたのは知ってたのですが、タイトルが釣りっぽくて購入を見送ってました。無料ならと試しに読んでみたら、これがまた面白くて一気に読了。
しかも続編があることが発覚!もちろん続編は無料本にはないわけで・・・
良い意味で完全にはめられました。
2.普段は買わないジャンルへのハードルが下がる
「無料ならちょっと読んでみるか」みたいな感じで、普段は買わないジャンルの本に手が出てします。
たとえば「共感文章術シリーズ1 読まない人に読ませる共感文章術 ネット時代の文章術・基礎編」という本です。最近ブログを書く機会が増えてきたので、そろそろ本格的に文章術を勉強したいと思い始めました。
新しいジャンルを切り開いてしまったようです。見事にはめられました。
3.ハイライト機能に制限がある
無料本もハイライト機能は使えるのですが、PCからハイライト一覧(Amazon Kindle: Home)を見られなかったり、本を返したらハイライトを閲覧できなくなったりする制限があります。
僕はハイライトをEvernoteに保存しています。なのでPCからハイライト一覧が取得できないのは痛いんです。さすがに我慢してますが、ハイライトのために無料本で読んだ本を買うか悩んだことは事実です。危うくはめられそうでした。
Kindleオーナーライブラリーの仕組みは面白い
出版側、Amazon側、読者側のそれぞれにメリットがあり、面白い仕組みだと思いました。Win-Winではなく、Win-Win-Win。ウィンウィンウィーンって暴走族のマフラー音ような関係ですね。
出版側のメリット
出版側は無料の力で新しい読者層を掴めて、なおかつ貸し出し回数で利益を得る!
Amazon側のメリット
無料本を利用して、読者の購入意欲をそそり、購入ジャンルの拡大をはかれる!
読者側のメリット
無料なので、気軽に普段読まないジャンルの本などにチャレンジできる!
ラインナップが充実しつつある
Kindleオーナーライブラリーができた当初は、正直借りたい本を探すのが難しかったです。しかし、ここ最近、有名な著者、以前に本屋でもランキング入りしていた本を見かけるようになってきました。着実にラインナップが充実してきています。
まだ利用されていない方は、ぜひ甘い罠にはまってみてはいかがでしょうか。
ほんじゃまた!