POPOLOGです。いきなり迫力ある画像ですみません。先日、あるテレビ番組で「鬼から電話」というiPhoneのアプリが紹介されました。子供のしつけをサポートするアプリで面白そうなので試してみました。
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「鬼から電話」って大人もちょっと怖いかも
うちのちびは、お風呂を上がった後、着替えないで真っ裸で遊び出して困ってしまうときがあります。言い聞かせても、なかなかやめないんです。
「鬼から電話」を使うチャンス!と早速使ってみることに・・・
まずは何秒後に鬼から電話が欲しいかタイマーで設定します。
設定した時間が経過すると鬼から電話があったかのようにアプリから呼び出し音が鳴ります。
応答すると鬼がしゃべり出します。
「もしもし、あかおにです。えっ、また言うことを聞かないんですか」
この時点で、ちびはフリーズ状態です。
その後、鬼がしゃべるたびに、少しずつ正面を向いてきます。
「今から行きます」
「住所はどちらですか」
この時点で「抱っこ」をせがんできました。もうKO状態です。ここで止めとけば良かったのですが、僕が最後まで見たくなって・・・
最後にはガッチリ正面を向いて一言!
「コラッ! 言うことを聞かないと、食べちゃうぞ!」
正面向いた画像は実際のアプリをダウンロードしてみてください。最初の一回は大人もドキドキしてちょっぴり怖いですよー。
カテゴリ: 教育
掲載時の価格: 無料
Android版はこちら。
威力が凄すぎてどん引き、次の使用をためらうほど
鬼から電話が終わった後に「着替えようね」と言い聞かせると、せっせと下着とパジャマを持ってきました。この前までの聞く耳持たないぶりが噓のようでした。
翌日も懲りもせずに風呂上がりに再び真っ裸ダンスしていたのですが「着替えないと鬼さんから電話来るよー」って言うと、
「はい」
そそくさ下着とパジャマを持ってきたのでした。
はっきり言って、言うこと聞いて嬉しいというよりどん引きです・・・
昭和の頃のよくいた親父が怖いから言うことを聞くのとは違って、ピストルを突きつけられる恐怖に近いものがあるように感じました。
脅しのしつけは良くないですよね。
って思いつつもアプリは使わないまでも「鬼さんが・・・」ってやっちゃう自分が嫌です。
子育てとスマホ
今回の記事と少し関連するのですが、先日、気になる記事を見つけました。
日本小児科医会の内海裕美常任理事は「乳幼児期は脳や体が発達する大切な時期。子供がぐずるとスマホを与えて静かにさせる親がよくいるが、乳幼児にスマホを見せていては、親が子供の反応を見ながらあやす心の交流が減ってしまう」と指摘する。また、画面をなぞるだけの仮想体験を重ねることが、手の機能や五感を育むことに影響を与えかねないと心配する。
言わんとすることはよく分かります。ふだんから一日中スマホを持たせて遊ばせてるんであれば心配にもなります。最近では核家族化も進み人手が足りないこともあり、場面によっては仕方がないのかなと思います。
スマホやタブレットが一般的になって、まだ間もないので子育てに対して、どのような影響があるのかは分からないので怖い部分もあります。
一概に「子育てにスマホは悪だ!」なんてことはなく、良い面もきっとあるはず。結局、使い方次第なのでしょうか。
それにしても最後の「手の機能や五感を育むことに影響を与えかねない」という一文は、親に対する「鬼から電話」ですね。脅しは良くありません・・・
ほんじゃまた。