家電製品

エプソン vs キヤノン!プリンター選びで迷ったときの選び方

投稿日:2013/10/25 更新日:

POPOLOGです。プリンターの分解清浄に失敗して買い替えることになりました。エプソンとキヤノンのプリンターって、どっちを買えば良いか悩んじゃいますよね。プリンター選びの検討材料をまとめてみました。

スポンサーリンク

用途でプリンターはほぼ決まる!

普段、プリンターで印刷するものは何ですか?

僕の場合、ここ最近デジタル一眼にはまっていて写真を印刷することが9割方占めてます。学生さんなんかは文書を印刷する機会が多そうですね。「いやいや、写真も文書も同じくらい印刷するよ」って人もいると思います。

プリンターを欲しいと思うからには、だいたい用途が決まっているはずです。

実はいうと用途によってオススメのプリンターって、ほぼ決まっちゃうんですよ。

それは何故なんでしょうか?

写真に強いインク、文字に強いインクがある

インクには色の違い意外にも種類があります。

それは「染料インク」と「顔料インク」です。

それぞれの特徴について説明すると、

  • 染料インク
    写真に強いインクです。
    中間色の表現が得意であり階調が豊かな仕上がりになります。写真を印刷するのに最適なインクになります。一方でインクが紙に染みこむ特性があることから、文字を印刷すると滲んでみえるという欠点があります。
  • 顔料インク
    文書に強いインクです。
    用紙に染みこみにくいという特性があるため、くっきりとした仕上がりになります。つまり文書印刷には最適なインクになります。一方で写真を印刷すると光沢感がなくざらついたような写真になるというデメリットがあります。

エプソンとキャノンはどっちのインク使ってんの?

  • エプソン:EP-806A
    6色の染料インクを搭載
  • キヤノン:MG7130
    5色の染料インクと顔料インクの両方を搭載

10月24日時点でエプソンには染料インクと顔料インクの両方を搭載したモデルはないようです。何で出さないんでしょうかね??

用途によってプリンターは決まる

  • 写真も文書も印刷
    キヤノン
  • 文書のみ印刷
    キヤノン
  • 写真のみ印刷
    エプソン(もしくは染料インク5色搭載のキヤノン)

家電量販店の店員さんに話では「写真印刷に関しては差は無くなってきているがエプソンがまだ上という評価が多い。文書印刷に関しては顔料インクを積んでいるキヤノンは間違いない」そうです。

写真印刷の評価は、やはり染料インクの色数の違いからくるものなのでしょうかね。(エプソン6色とキヤノン5色)

お店で写真印刷のサンプルを見たところ色味の違いには気付いたけど、どちらが上かは僕には正直違いが分かりませんでした。。。

写真の出来映え

先程、色味の違いに触れましたが、標準では写真はプリンターの持つ補正機能を使って印刷されます。そのためメーカーの特色がでてきます。

  • エプソン
    インパクトのある発色のため綺麗に見えます。印象に残る色になります。
  • キヤノン
    デジカメもそうなのですが、キヤノンの出す色は記憶色と呼ばれ人がイメージとして記憶している色になります。地味ですが自然な色でしょうか。

インク詰まりはどっちも変わらない?

3年間で2台のプリンターをインク詰まりで買い替えています。いずれもエプソンでした。気になって友人や職場で話を聞いてみたところ、キヤノンを使っている人は故障どころか3年以上の長期間使っている人がほとんどでした。

何か違いがあるのでしょうか?家電量販店の店員さんに聞いてみました。

  • エプソン
    インクが詰まりやすいという話は聞いたことがない。印刷しない期間が長くなるとノズルが詰まってしまうことはあるので、定期的に印刷するか、クリーニングペーパーでメンテナンスするのが良い。
  • キヤノン
    電源を入れると自動でノズルからインクをはき出す仕組みがある。その点ではエプソンよりインク詰まりが少ないかもしれない。その代償としてインク減りが早くなる。

インクコストの比較

エプソン、キヤノンのそれぞれの売れ筋で比較してると・・・

  • エプソン(EP-806:IC6CL70)
    標準タイプのインクでL版印刷した場合 : 約26.7円
    増量タイプのインクでL版印刷した場合 : 約20.8円
  • キヤノン(MG7130:BCI-351)
    標準タイプのインクでL版印刷した場合 : 約22.0円
    増量タイプのインクでL版印刷した場合 : 約16.2円

キヤノンがコストパフォーマンスの良さが分かります。一方で気になる点もあります。

  • 頻繁に電源入切するとインク詰まり防止機能が作動してインクを余分に消耗する
  • 増量タイプの値段がエプソン5,490円に対して、キヤノン6980円と高い

その他の要素

これまで挙げた以外にも下記の要素を検討材料に入れてみるといいですね。

  • 大きさ
    キヤノン:H148 x W466 x D369mm
    エプソン:H141 x W390 x D341mm・・・コンパクト
  • 印刷スピード
    キヤノン:L版約18秒
    エプソン:L版約14秒・・・早い
  • 静音性
    キヤノン:約40.8dB
    エプソン:約38.0dB・・・静か
  • デザイン
    好みの問題ですね。

エプソンもなかなか健闘してしてます!

実際に購入したプリンター

ここまで、ざっと検討材料を挙げてきました。一つ一つ考えていくとキヤノンを選んでおけば後悔はしなさそうです。

「POPOLOGは、キヤノンにしたんだ!」と思われたかもしれませんが、実際に購入したのは、こいつでございます↓
EP-806AW

エプソンのEP-806AWです!理由は2点あります。

  • ほぼ写真しか印刷しない。出来る限り綺麗に印刷したい
  • スペースが限られているのでコンパクトなプリンターにしたい

この時点でも悩まれる方は特別用途が決まっていないように思います。そういう場合は、オールラウンダーのキヤノンがオススメです。

これから年賀状シーズンに向けてプリンターを買い換えの方が多くいらっしゃると思いますが、皆様のプリンター選びの参考になれば幸いです。

そいじゃまた。

-家電製品
-, ,

Copyright© 気になるボックス , 2023 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.