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読書ノート

TPP亡国論

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昨年、朝の番組で切れ味抜群のコメントを残し話題となった中野剛志氏のTPP本です。
話題の番組を見ましたが、意図的なのか間違っているのかは定かではありませんが鵜呑みにしてはいけないと感じさせられる内容でした。その番組で著者のこと、TPPのことをもっと知りたいと本書を購入しました。

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読了後

TPPを理解するには、世界経済についてもある程度理解しておく必要がありますが、本書では世界経済についても分り易く説明されており経済が苦手な方にも読みやすいと思います。

「平成の開国」の声の下、TPP参加へ向けて話が進められています。
著者は、TPP参加の結論ありきで進められている現状に警告しています。

TPP交渉参加国に日本を加えた一〇カ国の中で、日本が輸出できる市場は、実質的にアメリカだけなのです。

恥ずかしいことに、この本を読むまで知りませんでした。中国、韓国がTPP交渉参加国ではないことも。
「関税が撤廃され輸出が増えて経済効果がある。」「農業をどうするか」ということくらいにしか理解しておらず、これまでの認識との差に驚きました。真剣に報道を聴いてこなかったのか、普段流れている報道から想像できませんした。本書では報道だけでは分かりづらい影の部分に光を当てくれます。

また、TPPの問題点を指摘しつつ、日本がこの不況から抜け出す方法についても持論を紹介しています。

もし日本が、大規模な公共投資を行い、デフレを脱却して経済を成長させ、国民所得を向上させるならば、輸入量が増えます。輸入量を増やすことが「開国」だとするなら、関税の撤廃だけではなく、内需拡大も立派な「開国」なのです。

本書とあわせてTPP賛成論者の本も読んで理解を深めたいところです。

目次

第一章 TPPの謎を解く
第二章 世界の構造変化を読む
第三章 貿易の意味を問い直す
第四章 輸出主導の成長を疑う
第五章 グローバル化した世界で戦略的に考える
第六章 真の開国を願う

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